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2008年11月22日 (土)

CD鑑賞記 古事記/喜多郎

国際的なシンセサイザー奏者・喜多郎。
世界各国で活躍していますが、特にアメリカで人気が高いようです。もちろん本国日本でも。
今回、紹介する『古事記』は1990年にリリースされた大作です。喜多郎の作品では、初めてグラミー賞にノミネートされたもので、米ビルボード誌のニューエイジ部門で8週連続一位という快挙を成し遂げました。
本作のコンセプトは「日本古来の物語と世界に伝わる伝説との融合」です。ライナーノーツにはコンセプトの概要が記載されていますが、日本語と英語に分かれているのが特徴的です。また喜多郎自身の作品制作における思いを綴った文章もあります。

シンセサイザーとバンド演奏、そしてストリングスががっちり組み合わさったハーモニーが絶妙です。またどことなく懐かしさを感じさせるサウンドであります。何度聴いてもそのスケールの大きさに圧倒されますねぇ。

『古事記』はこれまでに何度も再発売されていますが、2004年に発売された版はCDとDVDがセットとなっています。DVDに収録されているのは『古事記』発売後に開催されたアメリカツアーの模様で、タイトルは『古事記 A Story in Concert』となっています。かつては単品DVDとして発売されていましたが、現在はこのセットでしか入手できなくなっています。DVDを必要としない方は単品CD(05年発売)を入手してください。

『古事記』の大ヒットにより、喜多郎の海外進出は大成功。以降も数多くの名作を世に送り出し、作品は常にグラミー賞にノミネートされるようになりました。そのグラミー賞は長く受賞できませんでしたが、1999年に発売した『シンキング・オブ・ユー』でようやく受賞。現在も活躍中です。

いわば『古事記』は喜多郎の実力が最高潮だったころに発売されたものです。日本では「喜多郎=シルクロードのテーマ曲」というイメージが強いですが、決して「シルクロードだけでない」ということをこのアルバムで知ってもらえると思います。

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