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2009年4月14日 (火)

新日本プロレス伝説「完全解明」

今年で創立37年を迎えた老舗プロレス団体・新日本プロレス。その新日本の数々の伝説を解明する本が出版されました。
タイトルは『新日本プロレス伝説「解明」』(宝島社SUGOI文庫)。著者は同団体旗揚げ(1972年)から25年間、レフェリーとして活躍したミスター高橋。主に彼がマッチメイクをしていた頃の伝説の舞台裏を淡々と綴っています。
アントニオ猪木の失神事件(対ハルク・ホーガン、83年)、海賊男乱入(87年)、前田日明・長州力顔面キック事件(87年)などが取り上げられていますが、とりわけ印象深いのは87年12月の「TPG騒動」。タレントのビートたけし率いる「たけしプロレス軍団」(略称・TPG)が外国人レスラーであるビッグバン・ベイダーを引き連れ、猪木に挑戦状を叩きつけるというストーリーだったのですが、これにファンが猛反発。結果、試合会場である両国国技館は修羅場と化し、激昂したファンが放火にまで及ぶ騒ぎとなります。この事件により、新日本プロレスは両国国技館への出入りが禁じられることに(一年後に解除)。
ネタバレになってしまうので詳細は省きますが、この騒動は某プロレスラーが原因だったと書かれています。果たしてそれが誰なのか、気になる方は著書を読んで確認してください。

著者のミスター高橋は98年にレフェリー引退。その後、高校の体育講師をしながら数多くの著書を出版。中でも2001年に上梓した『流血の魔術 最強の演技』(講談社)は、それまでタブーだったプロレスの裏側を記した"暴露本"として知られています。その後も"暴露本"を出版する一方で、05年には『東京デンジャラスボーイ』で小説家デビューも果たしています。
『新日本プロレス伝説「解明」』も"暴露本"の類に入るでしょうね。裏側を知ることができた一方で、現実のプロレス界は衰退していっています。ここで何かしら巻き返しをしないと、どんどん他の娯楽に客を奪われると思います。
若きレスラーたちの奮闘を願ってやみません。

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コメント

これ、リアルタイムで観てました。
そりゃ怒るでしょ。
よっぴーを含め、みんな猪木vs長州戦を
楽しみにしていたんですから。

そこに強引に割り込んで来て、
「猪木は逃げるのか」でしょ。
わけわからん。

猪木さんはきっと後で某選手に言ったでしょう。
「だから最初からお前が
 ジャブ(負け役)をやれば良かったんだよ!」
と(笑)。

投稿: よっぴー | 2009年4月17日 (金) 22時33分

>よっぴーさん
おお、実際に観られていましたか。
リアルタイムで観られていたことが羨ましいです。

この事件後、猪木は某選手のことを「一生浮かばれないようにしてやる」と事あるごとに言っていたそうですが、後にその選手は新日本の社長となっています。それについてミスター高橋は「(猪木は)何を考えてるかさっぱりわからない」と評してましたね(笑)。

投稿: てつ | 2009年4月18日 (土) 10時16分

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