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2009年8月21日 (金)

CD鑑賞記 BEST COLLECTION いつかの少年/長渕剛

1994年12月に発売された長渕剛のベストアルバム『BEST COLLECTION いつかの少年』。デビュー(78年)から発売当時(94年)までの17年間の軌跡を辿る内容で、三枚組全39曲収録という圧倒的なボリュームとなっています。
選曲は長渕自身が行っており、あくまで本人の意向を尊重しているため、決してヒット曲中心となっていないところが魅力的と言えるでしょうか。また曲によってはライブ・バージョンで収録されているなど、本人の意向が尊重されてると一目でわかる箇所が複数あります。それでもデビュー曲である「巡恋歌」や、ブレイクのきっかけとなった「順子」、その他「乾杯」、「とんぼ」といった代表曲がズラリと並んでいます。
ライナーノーツには長渕と親交のあるノンフィクション作家の高山文彦が書き下ろした解説文と17年間の歴史を振り返れるアーティスト写真が掲載されています。こちらも収録曲と共に本ベストアルバムに華をそえています。
このアーティスト写真を眺めながらアルバムを聴いていると、容姿と共に歌声が変わっていくことがよく分かると思います。この声については、解説文にて取り上げられており、どのように変わっていったのか、詳しく解説されています。その解説はファンにとって見逃すことのできない部分でありましょう。

なお、発売当時の長渕は体調不良によるコンサート・ツアーの中止、某アーティストとの確執などトラブルが多い時期でした。さらに追い打ちをかけるように、発売から一か月後の95年1月には大麻取締法違反で逮捕されています。その最中に発売された本作は、色んな意味で強い印象を残しているのです。

本作は2006年にデジタル・リマスタリングを施されて再発売されています。09年現在、レコード店に置かれている『いつかの少年』は05年の再発売盤がほとんどです。
本作に収録されている曲は本人自身が選んだこともあり、現在もよくコンサートで披露されています。

歌手・長渕剛を知るにあたって、欠かすことのできない作品です。長渕の熱い魂を本作から感じ取ってほしいと思います。

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