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2009年8月11日 (火)

新幹線ミステリー

森村誠一の新刊『新・新幹線殺人事件』(光文社文庫)を読み進めています。1985年12月に新潮社より刊行され、今回で三度目の文庫化となります。
この作品は70年8月に刊行された『新幹線殺人事件』の続編にあたります。一部のキャストは継続して登場しています。新幹線の中で殺人事件が起きるのは共通していますが、被害者は大きく異なります。第一弾が芸能プロダクションの幹部だったのに対し、第二弾は不動産ブローカーが被害者となっています。どちらにしろ、本格派推理であることは間違いありません。また傑作であることも同様です。
森村氏の作品を読んでいくうちに、自然と『新幹線殺人事件』と『新・新幹線殺人事件』の存在を知りました。どちらも早く読みたかったのですが、その時点では絶版でした。
それから数年たって『新幹線殺人事件』が新装版として光文社文庫より復刊された時は喜びました。「やっと読める」と感無量でした。発売後、即座に入手し、あっという間に読み終えたことを覚えています(なお、『新幹線殺人事件』は08年5月に角川文庫からも復刊されました。現在、書店で入手しやすいのは角川文庫版の方になると思います)。
一方、『新・新幹線殺人事件』はなかなか復刊されず、待ちわびていたのですが、今月になってようやく復刊。こちらも即座に入手し、読み進めている最中です。

世間的な知名度は低いかもしれませんが、どちらも秀作の推理小説です。本格派推理の入門編としても最適です。
また、"新幹線ミステリー"の代表格ともいえるでしょうか。

森村氏にぜひとももう一作、新幹線ミステリーを書いていただきたいなぁと勝手に思っておりますsmile

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