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2010年3月12日 (金)

サラリーマン応援小説『膠着』

2006年10月に中央公論新社より刊行された今野敏の著作『膠着』。今年1月に文庫化されました。その文庫版を読み進めているところです。
タイトルからして何やら重たい内容と想像してしまいそうですが、実際の内容は糊メーカーの新人営業社員の奮闘を描くユーモア小説です。新商品として完成したのはなんと「くっつかない糊」。これをどうやって売るのか、頭を悩ませる主人公。果たしてその結末は?というのが大まかなストーリーです。

作者の今野氏は警察小説やアクション小説を得意としています。それだけに『膠着』のような作品はかなり異色ですね。
当初はユーモア小説ということもあり、本書を買う予定はありませんでしたが、時にはこんな異色作も面白いかもしれないと思い、購入しました。で、結果は楽しく読み進めているので、買って正解でありましたhappy01

文庫版あとがきにおいて、今野氏は本書についてこう記しています。

"世の中、なんだか不景気な話ばかりだ。たまにはこんな小説があってもいいんじゃないでしょうか"

まさにその通りであると思います。
本書は今、心身が疲れている方たちへ、自信を持っておすすめできるサラリーマン応援小説です。

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コメント

付箋紙につかう糊(一時的にひっつく)の話のことかな?

投稿: ひで | 2010年3月13日 (土) 15時52分

>ひでさん
実はその付箋の話も出てくるんですよ。
もともと接着剤が失敗したものを有効利用したのが付箋紙だったとか。
そんな裏話があったとは思いもよらずでした。

投稿: てつ | 2010年3月14日 (日) 19時23分

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