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2010年12月15日 (水)

今年読んだ傑作選3冊

今年も沢山の本に出会いました。
その中で特に傑作と思った本を3冊紹介します。いずれもサスペンス、ミステリーでいかにこのジャンルばかり読んでるかがおわかりになるかと思いますsmile

交渉人 ~THE NEGOTIATOR~
稲元おさむ著/朝日文庫

テレビ朝日系にて放送されていた刑事ドラマ『交渉人 ~THE NEGOTIATOR~』のノベライズです。脚本を小説にしたものですが、「本当にうまく仕上げたな~」と感嘆するほど、質の高いミステリーに仕上がっています。
主人公・宇佐木玲子(演:米倉涼子)の活躍、そして彼女と関わる人々とのやり取り。いずれも緻密な描写となっています。ドラマを見ていなくても十分に楽しめます。これまで映画・ドラマのノベライズは数冊読んでますが、その中で断トツに面白かったですhappy01

三度目ならばABC《増補版》
岡嶋二人著/講談社文庫

コンビ解消から20年以上経った今もなお人気の高い岡嶋二人の連作小説が新装版として甦りました。
主人公は織田貞夫と土佐美郷の「山本山コンビ」。このコンビには共通点があります。それは二人とも名前が上から読んでも下から読んでも同じ(「おださだお」「とさみさと」)ということ(だから「山本山コンビ」といわれる)。二人とも本職は番組制作会社の社員ですが、なぜか仕事先で事件に巻き込まれてしまい、やむなく事件を解決していくというものです。ユーモア推理小説の主人公としては恰好の設定でしょうか。
増補版では、最初の文庫化の際に収録されなかった幻の短編が収録されています。まだこの本を読んだことがなかった私には嬉しい限りでしたねぇ。

フェイク 疑惑
今野敏著/講談社文庫

一人の歌手がレコーディング中に殺害されるというミステリー小説。かつて音楽業界にいた著者が自らの経験を活かして執筆しました。
音楽業界という一見華やかに見える世界の裏側も描かれています。これは実際にその現場を見たからこそ描けるわけですね。
芸能人が殺されるというストーリーの小説はこれまでにも読んだことがありますが、芸能界の裏側をここまで描いている小説は初めてでした。それだけに新鮮な気持ちで読むことができました。

以上の3冊が今年読んだ本の傑作ベスト3でした。
来年も傑作選を紹介したいですねー。

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