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2011年3月10日 (木)

最後の最新作?『ダブル・プロット』

1980年代に秀作なミステリー小説を数多く上梓した推理作家・岡嶋二人。
岡嶋二人とは、徳山諄一、井上泉(現:井上夢人)の二人によるコンビのペンネームで、ペンネームの由来は「おかしな二人」から来ています。
82年に『焦茶色のパステル』でデビューし、89年の『クラインの壺』を最後にコンビを解消。以後はそれぞれ単独での活動を続けています。

解散から20年以上経った現在も彼らの作品は根強い人気があり、今年2月には"最後の最新作!?"と銘打たれた『ダブル・プロット』が講談社文庫より刊行されました。
『ダブル・プロット』は89年に文庫オリジナルとして刊行された短編集『記録された殺人』を改題し、さらに単行本未収録の短編3編を追加収録した再編集版です。巻末にはコンビの片割れだった井上夢人による解説も収録されており、まさにファン必見の短編集といえるでしょう。
私自身、岡嶋二人の本で初めて読んだのが『記録された殺人』であり、すでに既読なのですが、もう読んでから10年以上が経過しているためにもう一度読み直すことにしました。何より未読の短編が含まれているのが魅力的ですしねhappy01

なお、岡嶋二人の本が再編集版として甦るのはこれが最初ではなく、ちょうど一年前に連作集『三度目ならばABC』がやはり未収録短編を含んだうえで、再編集版として刊行されています。

改めて凄い作家なんだなぁと思います。
今後も同様に再編集版、新装版の刊行を期待します!

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