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2013年2月 7日 (木)

『隠蔽捜査』シリーズのスピンオフ短編集

先月刊行された今野敏の『初陣 隠蔽捜査3.5』(新潮文庫)を読み進めています。
著者の代表作『隠蔽捜査』シリーズ初の短編集であると同時に、スピンオフ作品です。本編の主人公が竜崎伸也であるのに対し、スピンオフでは竜崎の幼馴染で本編では脇役である伊丹俊太郎が主人公となっています。
主人公が違うとなっても、作品のクオリティの高さは健在です。ここまで警察上層部の苦悩を描けるものかと感心します。大概の警察小説は現職の警察官が主人公であることが多いのですが、こちらのシリーズはキャリア官僚の活躍を描いており、他の警察小説にはない展開が多いため、とにかく興味深く読み進めることができます。これが本シリーズ最大の魅力です。
本作には全8編の短編小説が収められています。まだそのうちの4編しか読んでいませんが、どの物語においても伊丹が竜崎に助けを求めています。そして、それを見事なまでに成し遂げている竜崎に思わず脱帽してしまいますsmileこんな警察官僚がいたら、もっと世の中がよくなるのにと思いましたね。

私は今から二週間前に著者の今野先生とサイン会でお会いしました。お会いする前からファンですが、会ってからはさらに先生のことが好きになりましたね。
今月は同じくシリーズ物である『潜入捜査』シリーズの最新刊『終極』が出るので、こちらも読まないと…。

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