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2013年3月28日 (木)

新装版として甦った十津川警部のデビュー作

推理作家・西村京太郎が生み出した名物キャラクター・十津川警部。
西村の著作のほとんどに登場し、作品を彩ってきました。また彼を演じた俳優も多数おります。ミステリーの世界を語るうえで欠かせない人物であることは間違いないでしょう。
十津川警部が世に登場したのは1973年に刊行された長編小説『赤い帆船(クルーザー)』です。いわば彼のデビュー作となります。11カ月間の単独無寄港世界一周を達成した青年が殺され、その事件を十津川が解決していきます。
その『赤い帆船』が今月、新装版として再刊されました。今年で作品の刊行からちょうど40年が経過しました。それを記念しての再刊かと思われます。
先日、本屋で『赤い帆船』を久々に手に取りました。「ああ、こんな場面があったなぁ」と懐かしく思いながら、パラパラとめくりました。機会があれば、もう一度最初から最後まで読んでもいいかな?と思っております。

『赤い帆船』での十津川はまだ警部ではなく、警部補の階級でした。また相方である亀井刑事は本作には登場しません。彼が登場するのは『赤い帆船』の2年後に刊行された『消えたタンカー』です(もしかしたらこちらもいずれ新装版になるかも?)。
特筆すべきなのは、十津川が感情的であることでしょう。失態を犯した部下を容赦なく怒鳴りつける場面は、最近の十津川しか知らない人々には衝撃的であるはずです。まぁ、その頃は十津川も若かったと言えるかな?

『赤い帆船』はまだ若く、粗削りだった頃の十津川を知ることができる貴重な資料です。ミステリーファン必見の作品と胸を張って紹介します!

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