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2014年9月15日 (月)

杉原爽香シリーズ最新作『肌色のポートレート』

毎年9月に新作が刊行される赤川次郎の『杉原爽香』シリーズ。
今年ももちろん新作が刊行されました。タイトルは『肌色のポートレート』です。
このシリーズは毎回、登場人物が一つ年を重ねることでも知られていますが、本作で爽香は41歳となりました。愛娘・珠美も5歳となり、育児に手間がかかる一方、仕事や私生活でも相変わらず苦労が絶えません。本作では、実兄・充夫の妻である典子が逝去し、葬儀や後始末に手間がかかり、仕事の方では関わっているプロジェクトの関係者が殺されるという事件が発生。他にも様々な気苦労が爽香を襲います。
ここまで気苦労の絶えない主人公は、他のシリーズにはいないんじゃないかと思います。可哀相だけど、そうならないと物語は面白くないですから、爽香が元気なうちはそういう運命(?)でいてもらうしかないですねcoldsweats01

本作はシリーズ通算27作目となります。さすがに27作目となると、登場人物も変遷してきてることがわかりますねー。本作において逝去した典子がまさにそれだし、爽香と充夫の父である成也(25作目で逝去)もその一人です。
今後もシリーズが続く中で変遷していくと思われます。

赤川作品の特徴といえば、テンポの良い文体です。おかげでほとんどの作品がさくさく読めます。本作においてもそれは健在で、あっという間に読み終わってしまいました。
来年まで新作はお預けかと思うと、ちょっと寂しいですね。まぁ、毎年9月の楽しみと思って、割り切ります。

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