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2015年9月20日 (日)

CD鑑賞記 告白 -CONFESSION-/沢田研二

今月16日、ジュリーこと沢田研二のアルバム全13作がSHM-CDにて再発売されました。うち5作を一挙に購入しました。
その中で最も聴きたかったのが今回紹介する『告白 -CONFESSION-』です。1987年5月に発売されました。
同年1月、ジュリーは前夫人である伊藤エミと離婚しています。完全にスキャンダルにまみれた状況だった最中に発売された本作は、タイトルが示すように自身の私生活がモチーフとなっていることが伺えます。
実際、トップを飾る「女びいき」は、まさに離婚を示しているとしか思えません。他の収録曲「晴れた日」や「護り給え」においても歌詞が私生活を表しているように思えてならず…。『告白』というタイトルがぴったり当てはまっていると言えます。

本作は85年に結成された自身のバンド、ココロを率いてのオリジナル・アルバム三作中(いわゆる「ココロ三部作」)、二作目となります。全曲作詞はジュリー、作曲はジュリーとココロのメンバーたちが手掛けています。
ココロ時代のジュリーには、全盛期に見られた華やかさは一切ありません。前述した曲のタイトル・歌詞だけでなく、ビジュアルやシングル・アルバムのジャケットも同様です。事実、本作のジャケットや歌詞カードに載っているアーティスト写真は全て白黒であり、ジュリーやバンドメンバーの表情も硬すぎます。そもそもジュリー自身が無精ひげ姿というのが華やかでないし。また、サウンドもロックからAORへと更に地味な方向へ変わっていました。
そのような経緯から、ココロ時代の楽曲はファンに受け入れられず、レコードの売上も下がってしまいました。しかし、ベテラン技巧派ミュージシャンがサポートした音楽性は決して低いものではありません。全盛期とは一味違うジュリーの魅力にあふれていると言えます。近年ではファンから再評価されているとも聞いています。

もともと本作は父親が買ったカセットテープで聴いていましたが、もう実家にはカセットを再生できる機械がありません。
「ならCDを買って聴き直そう」と言いたいところだけど、本作は長年にわたって廃盤状態でした。が、その状態が今月16日をもってようやく終わりました。
本当、今回の再発売は嬉しくてしょうがないですねー。これだけいい曲が沢山あるのに、ずっと聴けない状態だったんだから。

冒頭に書いたように、私は再発売されたアルバムを一挙に5作買っています。残りの4作も随時紹介していきたいと思います。

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