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2015年10月 3日 (土)

渥美清の泣いてたまるか

先日、知人から借りたDVD『渥美清の泣いてたまるか』。
1966年から68年までTBSで放送されたテレビドラマですが、正式なタイトルは『泣いてたまるか』であり、渥美清、青島幸男、中村嘉津雄が交代で主演を務めました。今回借りたDVDに収められている『泣いてたまるか』は、渥美さんが主演を務めたエピソードのみであるために、タイトルに『渥美清の~』が付け加えられています。
このドラマの特徴は、毎回渥美さんが演じる主人公の職業が変わることです。トラック運転手、野球の審判、理容店の店主など、様々な主人公を演じました。いずれも個性豊かな主人公であり、後に制作される渥美さんの代表作『男はつらいよ』の原型とも言うべき作品となっています。
『男はつらいよ』を完全制覇したとはいえ、まだまだ観ていない渥美さんの出演作が沢山あります。そんな中、知人の御好意により、『男はつらいよ』以外の渥美さんの主演作を観る機会を得ました。本当に感謝しています。

さて、実際に『泣いてたまるか』を観て思ったのは、「渥美さんは寅さん(『男はつらいよ』で演じた役)だけじゃない!」ということ。これまでは、「渥美清=寅さん」というイメージが強すぎるために、他の役柄を演じている姿がなかなか想像できませんでした。が、『泣いてたまるか』を観て、そのイメージが覆されましたね。
例えば、理容店の店主役では息子思いの父親、野球の審判では血の繋がらない義理の息子を実子のように可愛がる良き父親、トラック運転手では恋に不器用な男を演じておりました。後に演じることとなるいつも同じ服装、性格は陽気で下品、いつも女性に恋をしているのに成就できないフーテンの男とはえらい違いでしたねsmile
さすがに50年近く前の作品とあって、映像はカラーではなく白黒です。また出演者の大半が鬼籍でありますが、中には現在大御所となっている俳優がまだ若手として出ているエピソードもあります(例えば西田敏行など)。更には前田吟など、後に『男はつらいよ』で共演することになる俳優も多数出ておられます。
そんなわけで、『男はつらいよ』のファンの方ならば、すぐに楽しめることになるでしょう。また未視聴の方は、ぜひ一度ご覧ください。

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