« 三笠市定住促進テレビCM 「鉄道村編」 | トップページ | 8年と15年経過…池田小事件と秋葉原事件 »

2016年6月 7日 (火)

CD鑑賞記 架空のオペラ/沢田研二

1985年に発売された歌手・沢田研二(以下、ジュリー)のオリジナルアルバム『架空のオペラ』。
ジュリーはこの年、66年にザ・タイガースとしてデビューして以来、ずっと在籍していた渡辺プロダクションを退社し、個人事務所である「ココロ」を設立します。そして、レコード会社もポリドールから東芝EMIへ移籍しました。本作は移籍第一弾のオリジナルアルバムです。
本作におけるジュリーはかつてのセールスポイントだった煌びやかさを完全に封印。私生活を思わせる意味深な歌詞や、ストリングスやバイオリンをフィーチャーしたダークなサウンドが印象深いものとなっています。先行シングルとして発売された「灰とダイヤモンド」がその象徴と言えるでしょう。
サウンド面ではグループ・サウンズ時代からの盟友である大野克夫が全面的にバックアップ。全9曲、8曲が大野の作曲。また唯一手掛けてない曲も含め、全曲大野の編曲となっています。
決して派手さはないものの、ジュリーは本作にて新たな新境地を開拓したと言っていいはずです。事実、このダーク路線は88年まで続きます。翌86年にジュリーはバンド「ココロ」を結成、ダーク路線を更に推し進めていくのです。
ただし、この路線がファンに受け入れられなかったため、89年より再びロック路線に回帰します。

本作は85年の本発売のあと、96年に再発売されています。その後、長年に渡って廃盤となっていたのですが、昨年9月にめでたく復刻。現在も入手可能となっています。

本発売当時は3歳でしたので、このアルバムの存在自体、知ることがありませんでした。ジュリーのファンとなってから、ようやく存在を知りました。
実際に聴いてみると、ジュリーには色々な面があるなぁと実感しましたね。一般の煌びやかなイメージだけがジュリーではない!とも思いました。
これぞ隠れた名作です。

|

« 三笠市定住促進テレビCM 「鉄道村編」 | トップページ | 8年と15年経過…池田小事件と秋葉原事件 »

「音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 三笠市定住促進テレビCM 「鉄道村編」 | トップページ | 8年と15年経過…池田小事件と秋葉原事件 »