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2016年12月30日 (金)

実録映画の金字塔『山口組三代目』

毎年、年末年始はDVDを買いだめして観るのが恒例行事となっております。
いつもは海外ドラマが中心ですが、今回は日本のドラマ、邦画、洋画、モータースポーツと4つのジャンルのDVDを選びました。
そのうちの一枚が『山口組三代目』です。1973年8月に公開された高倉健主演のヤクザ映画です。田岡一雄・山口組三代目組長の自伝を映画化したもので、田岡組長をはじめ、登場人物の多くが実在の人物となっています。
田岡組長の生い立ち、山口組加入、夫人との出会い、そして組内で出世していくさまが忠実に再現されています。田岡組長に扮した健さんの演技は秀逸で、最初の10分間でこの映画の虜になれるはずです。それだけはまってましたから。
もともと健さん自身が田岡組長と親交が深かったのです(現代ならば芸能人がヤクザと付き合うのは大問題になるでしょうが)。この経緯から、田岡組長を演じるにうってつけの存在だったんですね。

内容からして、今で言う実録映画でした。いわば本作は実録映画の金字塔的作品とも言えます。
公開されて間もなく大ヒットを記録し、続編『三代目襲名』(74年8月公開)も制作されました。当初はそれ以降も制作されるはずでしたが、様々な問題により、二作で完結することになったそうです。
実に面白い映画でしたので続編の『三代目襲名』もいずれ観るつもりです。

余談を一つ。
本作のDVD化が発表されたのは昨年の9月で、ちょうど山口組の分裂が表面化した直後でした。そのため、「便乗商法では?」と疑われましたが、単にタイミングが重なっただけでした。
こんな奇遇があるんですね

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