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2017年2月21日 (火)

CD鑑賞記 ザ・ベスト/フランク永井

1955年にデビューした歌手・フランク永井。
57年に発売したシングル「有楽町で逢いましょう」が大ヒットし、一躍人気歌手の仲間入りを果たしました。その後も「羽田発7時50分」、「東京ナイト・クラブ」、「おまえに」などのヒット曲を数多く発表しましたが、85年に自殺未遂騒動を起こし、事実上歌手を引退しました。そして、2008年に76歳で逝去しました。
85年以降、新作は発表していないものの、根強い人気があります。特に08年の逝去後は、次々にベストアルバム、企画アルバムが発売されています。
今回紹介する『ザ・ベスト』は、2013年に発売されました。「有楽町で逢いましょう」を筆頭に全20曲が収録されています。前述した3曲はもちろん、「君恋し」、「東京午前3時」、「公園の手品師」、「大阪ろまん」など名曲揃い。ラストを飾る山下達郎作詞・作曲の「WOMAN」も素晴らしいです。
これらの名曲を独特の低音ボーカルで歌いこなしています。魅惑の低音と呼ばれる所以がよくわかりましたね。

一般に「フランク永井=ムード歌謡」というイメージが定着していると思いますが、彼は非常に幅広いジャンルの曲を積極的に歌っていました。
その証拠となるのが、企画アルバム『フランク永井 ザ・カバーズ』です。2014年に2枚、15年に1枚と計3枚発売されたこちらの企画アルバムは、文字通り彼が歌ったカバー曲を収めたものですが、収録された曲の一覧を見れば、そのことは一目瞭然です。
今回紹介した『ザ・ベスト』は予想以上に満足いく内容でしたので、『ザ・カバーズ』もいずれ購入したいと思っています。

フランク永井は、完全に自分の世代(30代半ば)には馴染みのない歌手です。そんな歌手になぜ興味を持ったのかというと、10年以上前に購入したオムニバス『大阪ソウルバラード番外編』を久々に聴いたからです。
このオムニバスにフランクが歌った「大阪ろまん」が収められており、それを聴いて「フランクは他にどんな歌を歌っているのだろうか?」と思ったのです。
そして、本作をネット通販サイトで試聴した結果、ぜひアルバム全体を聴いてみたいと思いました。それで購入したのが本作というわけです。

前述したように30年以上前に活動を休止したわけですが、今もCDが発売され続けています。本当に根強い人気があるということが伺えますね。

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