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2019年1月12日 (土)

『太陽の蓋』を観た感想

一週間前、近所のゲオで借りた一枚のDVD。2016年7月に公開された映画『太陽の蓋』です。『太陽の蓋』は11年3月11日に発生した福島第一原発事故を題材とした、いわゆる「実録映画」です。
事故を取材した新聞記者、総理大臣とその側近、第一原発の職員およびその家族の3視点から描かれます。更には事故の全容が時系列で再現されていることや、登場人物全員が事故の大きさと収拾のつかない事態に苦悩する様が緻密に描かれており、「これぞ実録映画!」という出来になっています。
映画本編もさることながら、DVDの特典として収録されている計3話からなるスピンオフドラマも必見です。そのうちの1話は事故発生前の福島の様子が描かれています。当時の住民の多くは原発推進派、そんな中でも数少ない反対派がおり、その人たちが推進派に疎まれるという内容でした。推進派の「もう30年以上、稼動してるんだから、事故なんて絶対に起きない」とのセリフは、今となっては完全に間違っていたことを物語っています。当時は「原発安全神話」がまかり通っていた時代で、町のあらゆるところに「原子力明るいエネルギー」の看板が掲げられていました。

このように時代考証もきちんとされているので、忠実に事故当時の様が再現されていると言っていいでしょう。
決して観ておいて損はないはずです。
ちょうど1年前にこの映画の存在を知ったのですが、なかなか観る機会に恵まれませんでした。一週間前に近所のゲオにこの映画のDVDが置かれているのを見つけて、「やっと観れる」と思いました。
やっと観れて感無量です。

観る前からある程度予測はしてましたが、やはり衝撃的な内容でしたね。原発事故を風化させないためにも、一人でも多くの人にこの映画の存在を知っていただきたいです。

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