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2020年2月12日 (水)

ノベライズを先に読む『Fukushima 50』

来月6日に公開される映画『Fukushima 50』。2011年に発生した東京電力・福島第一原子力発電所の事故を描いた実録映画です。
まだ公開されていませんが、今年1月にノベライズ本が角川文庫より刊行されましたので、一足先に読みました。ノベライズには、映画本編には描かれてないオリジナルストーリーがあるとのことですが、肝心の映画を観てないので、どこがオリジナルなのかわかりませんでした💦

もっともノベライズでも、内容はやはり衝撃的。特に事故対応における現場と東電本店の意識の違いが明瞭であり、これが後に日本列島を壊滅させる危険性を生んでしまった要因だったはずです。
実際の事故関係者で実名で登場しているのは、当時の原発所長・吉田昌郎さん(故人)だけです。他の登場人物は架空の名となってますが、誰がモデルかは明らかです。例えば日本の首相は名前が登場しませんが、明らかに当時の首相だった菅直人がモデルです。
首相が東電本店に乗り込んだ時の様子も描かれています。これは実際の映像が公開されていますが、音声なしの状態のため、何を言ってるかがわからないです。しかし、ノベライズではそれも緻密に再現されているんですね。映画本編ではどんな感じなのか、早く本編を観て確かめたいところです。

ノベライズだけでなく、当映画の原作となった『死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発』もいずれ読んでおきたいですね。こちらも衝撃を受けるはずだし。
それだけこの事故の規模が大きかったかを物語っていると言えそうです。

事故発生から10年近く経過した現在も収束はしておらず、100年経っても終わってないのでは?と思います。
かつては原発安全神話だとか、原子力は未来のエネルギーだとかがはびこっていた世の中ですが、それが完全に間違っていたことをあの事故は証明したわけです。
未だに原発を推進する輩たちこそ、この映画を観るべきでしょうね。それでも姿勢が変わらないならば、感覚が狂ってるとしか思えない…。

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