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2020年11月18日 (水)

『おかえり!ノムさん』プロジェクト

通勤に使っている南海バス。その車中で気になる広告を見つけました。
その広告とは、今年2月に亡くなった元プロ野球選手、野村克也さんの名前を南海ホークスメモリアルギャラリー(大阪市中央区の大阪球場跡地「なんばパークス9階」)に刻もうというプロジェクトであり、正式名称は『おかえり!ノムさん 大阪球場(なんばパークス)に。』となっています。
発起人は元南海の選手である江本孟紀。南海在籍時代の監督はノムさんであり、彼から与えられた影響は多大なものでした。公私ともに親しい間柄だっただけに、このプロジェクトを思いついたのでしょう。

そもそもノムさんの名前がメモリアルギャラリーにないのは、南海を去った際のいざこざが原因です。
それは1977年のこと。当時、ノムさんは南海の兼任監督でした。その時点ではまだ愛人の関係だった沙知代夫人がノムさんの妻という立場を利用して、チーム運営などに口を挟むようになります。しかもそれがどんどんエスカレートしたため、事態を重視した南海球団は「公私混同によるチームへの悪影響」を理由にノムさんを解任します。
メモリアルギャラリーが開設された際、南海球団の親会社であった南海電鉄はノムさんと沙知代夫人に名前の使用許可を求めましたが、解任されたことを根に持った沙知代夫人がその申し出を拒否したため、ノムさんの名前はギャラリーに刻まれませんでした。

ノムさんも沙知代夫人も亡くなり、もうわだかまりがなくなったということで、今回のプロジェクトが始動されたのです。
現在はプロジェクト実現に向けて、寄付金の募集中ですが、すでにかなりの寄付が集まっているとのことで、ギャラリーにノムさんの名前が刻まれる日は近いはずです。

刻まれた際は、ぜひともギャラリーを訪れて、ノムさんの軌跡を目の当たりにしたいですねー。
今後もこのプロジェクトの展開に要注目です。

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