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2019年5月 6日 (月)

2019年度初めて読む今野敏の作品

今月23日、中公文庫より刊行される今野敏の『虎の道 龍の門』。上下巻となっており、上巻は2001年10月に、下巻は02年2月にそれぞれC★NOVELSより刊行、その後06年に文庫化されています。今月刊行されるのは新装版となります。
本作は格闘技を題材とした作品です。いわば今野作品の定番ジャンルと言っていいでしょう。

今野の格闘小説といえば、迫力ある描写が特徴です。これは著者が実際に格闘技の経験があるからです。
『虎の道 龍の門』も同様なんだろうなーと思ってます。迫力ある格闘シーンを楽しめそうです😃

なお、本作が今年に入って初めて読む今野の作品となります。もちろん新刊は出てますが、全て既読のものだったので、買う必要がなかったんです。
ようやく未読の作品が刊行されるとあって、今から楽しみにしています。

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2019年4月12日 (金)

北海道では入手可能?くま文庫

2年前より購読している北海道の情報誌「月刊クォリティ」。1966年に創刊されてから、現在に至るまで北海道の情報誌として確固たる地位を築いています。
その「月刊クォリティ」から生まれた文庫本があります。それが2009年に創刊された「くま文庫」です。「北海道で生まれたワンコイン文庫」がキャッチコピーであり、500円で購入できます(ただし、現在は消費税が上がっているため、実質ワンコインではなくなっています)。ジャンルはノンフィクション、エッセイ、対談集、小説など多彩になっています。
翌10年まで計65冊が刊行されてますが、それ以降は新刊がなく、休止状態のようです。ただ、今も「月刊クォリティ」の公式サイトにて紹介されているので、文庫自体は入手できるのでは?と思っています。現在、出版元に問い合わせ中です。
もし読むとしたら、北海道内で起きた事件・事故を振り返る『北の事件簿』ですね。古くは幕末、比較的最近では平成に入ってからの事件も取り上げられているようなので、覚えのあるものもあるでしょう。

で、実際に買うのなら通販より直接購入がいいなぁ。札幌の大型書店ならば、取り扱ってそうだし。

やっぱりマニアックな性質ですね💦

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2019年3月29日 (金)

任侠ノンフィクションかつアクション小説(?)である『叛骨 最後の極道・竹中武』

今月刊行された山平重樹の『叛骨 最後の極道・竹中武』(徳間文庫)。
タイトルからわかるように、本書は任侠ノンフィクションです。ヤクザ組織・山口組の4代目組長・竹中正久の実弟である竹中武の評伝です。
1980年代に勃発した山一抗争にて、武率いる竹中組(当時は山口組傘下)は対立する一和会(山本広会長)に猛攻撃を敢行。結果的に一和会は解散し、山本はヤクザを引退、山口組に勝利をもたらします(=抗争終結)。
しかしながら、武自身はあくまで山本を殺さなければ、抗争は終結しないという考えを持っており、この考えに固執したために山口組から疎まれる存在となります。そして、竹中組は山口組を離脱、独立組織となりますが、その直後より山口組から猛攻撃されます(これが山一抗争の後に起きた「山竹抗争」の始まり)。徐々に組織が弱体化していく中でも、武自身は最期まで一本独鈷でヤクザ稼業を続けたのです。

これまでに数多くの任侠ノンフィクションおよび実話誌を読んだので、山一抗争および山竹抗争の概要は把握しているつもりだったのですが、本書にて初めて知った事実も多く、まだまだ知らないことだらけだなーと思いました。
前述したように山一抗争・山竹抗争の話がメインとなってますが、他に宅見若頭射殺事件などにも触れられています。1980年代以降の山口組を知るには絶好の本と言えるでしょう。

登場人物の多くが関西人なので、人物のセリフはほぼ関西弁です。迫力ある関西弁が沢山書かれています。評伝ではあるけれど、これはアクション小説としても読めるなーと思いました。実際、拳銃を撃つシーンも多いですから。

余談を一つ。
本書を買ったことをある人物に「わざわざお金を出して買う意味がわからない」と否定されました。
その場では何も言いませんでしたが、心の中では「じゃかあしい!ひっこんどれ!」(本書に出てくるセリフ)と叫んでましたね😠

もともとその人物は、普段から余計な一言が多いので、この言葉がぴったり当てはまるでしょう😃

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2019年3月18日 (月)

20年ぶりに読んでいる『仕掛人・藤枝梅安』

作家の故・池波正太郎は数多くの代表作を持っていますが、中でも『鬼平犯科帳』、『剣客商売』、『仕掛人・藤枝梅安』は3大シリーズとして、特に人気の高い作品となっています。
3大シリーズのうち、『剣客商売』(全20巻)は完全読了しています。『鬼平犯科帳』は全24巻中、5巻まで読んだと記憶しています。つまり、もっとも読んだ数が少ないのは『藤枝梅安』ということになります。なんせ全7巻中、読んだのは1巻ですから
しかし、昨日からその『藤枝梅安』の第2巻を読み始めています。つい最近、『剣客商売』のドラマ版を観る機会があり、ふと池波作品を読み漁っていた頃を思い出したのです。で、「そういえば『藤枝梅安』って、ほとんど読んでなかったなぁ」ということにも気が付いたんですね。
そこで、『藤枝梅安』の第2巻『梅安蟻地獄』を買いました。前述したように昨日から読み進めていますが、池波作品特有のストーリーのテンポの良さと、時代小説ながらさくさく読める軽快な文章が最高ですね
主人公の梅安は本業は鍼医者ですが、裏稼業として殺し屋を担っています。その腕はかなりのもので、狙われた人物はほぼ即死。その場面がスリリングに描かれるのも魅力ですね。
まだ、ほとんど読んでおりませんが、これからどんどん面白くなっていくだろうと思っています。

なお、このシリーズを読むのは実に20年ぶり。ちょうど20年前に『剣客商売』を中心に池波作品を沢山読んでおり、このシリーズの第1巻である『殺しの四人』も読みました。しかし、それ以降は読むことがありませんでした。
まさか20年ぶりに読むことになるとは思いませんでしたけど、存分に楽しめてるので良しとしましょう

気が付けば、池波の逝去からもうすぐ30年です。
時代小説を書く作家は数多いですが、没後30年経っても人気が衰えない作家はそうそういないでしょう。
今も支持されるのは、高い娯楽性と色あせない魅力が備わっているからでしょうね。

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2019年2月17日 (日)

7年ぶりに読む門田泰明のサスペンス小説

今月、光文社文庫より2冊同時刊行された『応戦 たった一人の勲章』(第1巻と2巻が同時刊行)。作家・門田泰明が著したサスペンス小説です。
門田と言えば、良くも悪くも迫力ある文章で知られる作家です。代表作は『特命武装検事・黒木豹介』シリーズで、あまりにも荒唐無稽な内容が賛否両論となっていますが、それが逆に魅力となって多くの読書家を虜にしています。
その門田は近年は時代小説を中心とした執筆活動を行っていましたが、今回の『応戦』で久々にサスペンス小説を書いてくれました。
主人公は高級秘密情報官(本作に登場する架空の肩書き)の朝倉一矢。日本で開催されていた国際会議の席上で各国の要人を狙うテロが発生、朝倉がその真相を突き止めるべく奔走するという、いかにもサスペンス小説にありがちな展開です。これに加え、門田特有の文章が独特の色を出していると言えます。代表作である『黒豹』シリーズと比べると、作風はかなり穏やかですが、それでも緊迫感が漂っているのが分かります
今日、第1巻を読み終わったので、続けて第2巻を読み始めました。この2巻で『応戦』は終わりかと思っていたのですが、まだ続きはあるのです。第2巻の終わりに「次巻に続く」との表記がありましたので。

その次巻がいつ刊行されるのかまだ不明ですが、とりあえず終わるまでは読み続けるでしょうね。なんやかんや言いながらも楽しんでますから

なお、門田の小説を読むのは、2012年刊行の『続・存亡』以来、実に7年ぶりでした。
前述したように近年は時代小説の執筆に専念しており、現代ものがほとんど書かれていなかったので、読む機会がなかったのです。
おそらく時代小説も面白いんでしょうけど、門田の文体で書かれた時代小説は敷居が高かったので、読みませんでしたいつかは時代小説も読みたいです。

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2019年2月 5日 (火)

多大な影響ありの天牛堺書店破産

昨日、某ブログで知った衝撃的な事実。それは大阪府内でチェーン展開していた「天牛堺書店」が先月28日に破産していたことです。
ニュース記事を検索したところ、↓が見つかり、事実であることを確認しました。

詳細:
https://www.sankei.com/west/news/190128/wst1901280024-n1.html

これは本当にびっくり仰天でしたね。自分の生活範囲内に複数の天牛堺書店があっただけに尚更衝撃度が大きいです。
以下は関わりのあった天牛堺書店の店舗です。

天下茶屋店(大阪市西成区/南海本線・高野線天下茶屋駅)

粉浜店(大阪市住吉区/南海本線粉浜駅)
イオンモール堺鉄砲町店(堺市堺区/南海本線七道駅)
堺東高島屋店(堺市堺区/南海高野線堺東駅)
北野田店(堺市東区/南海高野線北野田駅)

※()は所在地と最寄り駅

特にイオンモール堺鉄砲町店と堺東高島屋店は利用頻度が高かっただけに、残念な思いでいっぱいです。そういえば、先週南海電車の車窓からイオンモールの外壁の看板を撤去している作業員を見かけましたが、まさかそれが天牛堺書店のだったとは思いもよらず…。
また、堺東の店舗の閉鎖も影響度大でしょう。なんせ堺東にある唯一の書店でしたから。
堺東は堺市を代表する繁華街ですが、現時点で書店が一つもないのです。高島屋としても書店がなくなったことは大きな痛手だったのではないでしょうか。

この2箇所には早く別の書店が入居してほしいと思います。ブックファーストか丸善あたり、入居してくれないかなー。
このように天牛堺書店の破産は、自分にとっては多大な影響でした。こんな日が来るとは夢にも思わなかったなぁ。

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2019年1月16日 (水)

北朝鮮がなぜおかしくなったのかが分かる本

今年最初に買った本は以前に当ブログで紹介したことのある『金正日秘録-なぜ正恩体制は崩壊しないのか』(産経NF文庫/著者:李相哲)でした。
この本を買ったのは、これを読めば北朝鮮のことがわかると思ったからです。実際に読んでみて、なぜここまで北朝鮮はおかしくなったのかがよく分かりましたね。何もかも題名にある金正日のせいだったんです。
とにかく傲慢かつ自己中心的な人物であることが詳細に書かれています。自分に意見を申し立てる人物を即座に処刑する、周囲をイエスマンで固めるなどなど、何でも自分の思い通りにしたんですね。これを正日の後継者である金正恩はもろに模倣したと言えます。いや、むしろ正恩の方が残虐かもしれません。処刑の方法は機関銃で数百発の銃弾を浴びせた上、遺体を火炎放射器で焼き切ったという話もあり、それを知った時は背筋がゾッとしましたね。よくそんな処刑方法を思いつくものだと…。

まぁ、正日および正恩がこのような人物になったのは彼らの父・祖父である金日成のせいと言えます。幼少時代の正日を無下に扱ったそうですから、この時の屈辱が全て後の独裁者気質に繋がったのでしょう。

金一家のDNAが受け継がれる限り、北朝鮮がまともな国になるのは永遠に無理のような気がします。どこかでこれを断ち切らなければいけないでしょうね…。
そんなことを本書を読んで思いました。

また、北朝鮮の本が文庫になったら読むつもりです。次はいつになるかなぁ。

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2018年12月24日 (月)

北朝鮮に関する書籍では初めて読む本になるかも?

今年7月に創刊された産経NF(ノンフィクション)文庫。文字通り、ノンフィクション作品を文庫化したものとなります。
毎月1~2冊刊行されており、すでに7冊が刊行済みとなっています。そのうちの1冊である、『金正日秘録-なぜ正恩体制は崩壊しないのか』(著者:李相哲)を先日書店で見つけました。少し立ち読みしてみると、自分が知りたい北朝鮮の話が結構載ってそうな感じでしたので、これを来月読む本の候補の1冊にしようと思いました。
数年前から北朝鮮情勢(特に日本人拉致問題)に関心を寄せている私ですが、今のところ北朝鮮に関する書籍は1冊も読んでません。なので、これが最初に読む"北朝鮮本"となるはずです。
北朝鮮という国はベールに包まれている点が多いと個人的に感じています。メディアでは断片的にしか報じられないので、詳細に記されているこちらの本は知らないことを沢山知ることができるのでは?と期待しています。

考えてみると、金正日体制となってから北朝鮮情勢がメディアで取り上げられることが多くなったように思います。前任である金日成は、まだ好意的に見られることがありますが、正日および日恩は北朝鮮以外ではほぼ確実に批判されます。その理由もこの書籍を読めばわかるんでしょうね。

どうやら年明け早々、かなり重い内容の本を読むことになりそうです

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2018年12月 9日 (日)

プロ野球「悪党」読本

今年10月に文庫ぎんが堂より刊行された『プロ野球「悪党」読本』(著者:手束仁)。文字通り、球界の悪党たちの論評であり、"球界の「常識」をブチ壊した55人の猛者(もさ)たち"とのキャッチコピーが記されています。
どんな猛者が紹介されているのかというと、まず江川卓が挙げられています。更に清原和博、伊良部秀輝、堀内恒夫などなど。日本人選手だけでなく、外国人選手や球団フロントも対象として挙げられています。
実際に挙げられた猛者たちの顔ぶれを見ると、確かにこの人たちは悪党だなと思います。特に渡邉恒雄、堤義明はまさにそうでしょう。この2人にどれだけの球界関係者が犠牲になったかは計り知れないですね。

これもまた面白い本だろうなーと思いましたので、購入を前向きに検討しています。うまくいけば今月中に購入できるかも。

そういえば、昨年もほぼ同じ時期にプロ野球の本(米谷紳之介『プロ野球 奇跡の逆転名勝負33』/彩図社文庫)を買っています。
もし『プロ野球「悪党」読本』を今月中に買ったら、2年連続12月にプロ野球の本を買うことになります。別に大したことでないけど

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2018年11月26日 (月)

『男はつらいよ』の小説版

今年9月に講談社より単行本として刊行された『悪童 小説 寅次郎の告白』。映画『男はつらいよ』の小説版であり、映画版の原作・監督を手がけた山田洋次自らが執筆しています。
内容は主人公の車寅次郎が自身の半生を一人称で語るというもの。つまり"寅さん節"全開の小説なのです。こちらのサイトより冒頭の部分のみ読んでみましたが、間違いなく寅さんが語っているものとなっていました。
本作は、かつて講談社より刊行されていた『男はつらいよ 寅さんDVDマガジン』に連載されていた『けっこう毛だらけ 小説・寅さんの少年時代』を単行本化したものです。単行本化にあたって大幅に加筆・訂正されているとか。
来年に50周年を迎えるだけに、良いタイミングでの単行本化であると言えます。

とはいえ、私がこの本を入手するのは当分先。なぜなら、文庫本で安く購入したいからです。よって、文庫化されるまで読めません

まぁ、文庫化されるのは間違いないでしょう。なんせ国民的映画の小説版ですから。
文庫になるのは早くて再来年の秋かな?と予測しています。

ちなみにこの本の存在を知ったのは、つい数十分前でした。ネット通販のアマゾンにて偶然見つけるまで知らなかったのです。
『男はつらいよ』のファンであることを自称してるのに、なぜ刊行から2ヶ月も存在を知らなかったんでしょうか。ファン失格ですね

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