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2017年11月 6日 (月)

福島第一原発 1号機冷却「失敗の本質」

2011年3月11日に発生した福島第一原子力発電所事故。あまりにも大きな事故だったことから、事故当時はもちろんのこと、危機が収まってからも何かと報道される機会が多いです。
にも関わらず、私自身は今年3月まで全く無関心でした。「ふーん、福島の原発で事故が起きたのかー」程度の認識でした。
関心を寄せるようになったのは3月に放送された『NHKスペシャル メルトダウンFile.6 原子炉冷却 12日間の深層 ~見過ごされた“危機”~』を観てからです。最終的に危機は回避されましたが、そこに辿りつくまでに長い時間がかかりました。なぜそうなったのかを検証する内容でしたが、それが衝撃的すぎたんですよね…。以来、それまでの姿勢を反省し、原発に関する知識を広めることに注力するようになりました。

そんな中、『NHKスペシャル メルトダウン』の取材班が1冊の本を出版しました。それが『福島第一原発 1号機冷却「失敗の本質」』です。計6年間の取材のレポート集となっています。
すでに購入してますが、まだ読んでいません。しかし、これも読み終わった時は衝撃を受けるでしょうね。断片的に読みましたが、驚いた箇所がいくつもありました。
福島の原発事故が発生してから、様々な関連本が出版されています。数が多すぎてどれを読んだらいいのかわからなかったのですが、ちょうどいいタイミングで本書が出版されたので、まずはこちらから読むことにしました。
なお、『メルトダウン』の取材班は2015年にも本を出版しています(タイトル『福島第一原発事故 7つの謎』)。こちらもいずれ読めたらいいなと思っています。

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2017年10月21日 (土)

ようやく終焉?西村京太郎の戦争ミステリー文庫化

今月刊行されたばかりの『沖縄から愛をこめて』(講談社文庫)、来月刊行予定の『東京-金沢 69年目の殺人』(中公文庫)。いずれも西村京太郎の作品で、2014年から翌15年にかけて集中的に刊行された戦争ミステリーの文庫化となります。
どうやらこれをもって、戦争ミステリーの文庫化は終わるようです。今年1月に『暗号名は「金沢」: 十津川警部「幻の歴史」に挑む』(新潮文庫)を皮切りに次々戦争ミステリーが文庫化されました。把握している限り8冊です(来月刊行の作品も含む)。おかげで今年読んだ西村作品のほとんどが戦争ものです。多少は第二次世界大戦および太平洋戦争の知識を習得したかな?と思っていますhappy01

すでに終戦から70年以上経過しています。必然的に戦時中を知る世代がどんどん減っていっています。そんな中、西村は数少ない戦時中を知る世代であります。
今年の8月には西村の著書としては初のノンフィクション『十五歳の戦争 陸軍幼年学校「最後の生徒」 』(集英社新書)が刊行され、話題を呼びました。これもいずれは文庫にしてほしいですねー。貴重な証言の記録でしょうから。

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2017年10月 6日 (金)

「月刊クォリティ」定期購読申し込み完了

北海道のみで刊行されている月刊誌「月刊クォリティ」。北海道地域の政治や経済を中心に、ノンフィクション・エッセイを掲載しています。
道内在住時には全く見向きもしなかったのですが、今年に入って偶然テレビCMをネット上で発見してから興味が沸きました。
そして、先月の帰省時に初めて読んだのですが、想像以上に面白く、今後も読み続けたいと思いました。が、冒頭に書いたように北海道でしか手に入らない雑誌なので、定期購読を申し込むことにしました。
今日の午前中(今日は職場の創立記念日のため、仕事はお休みです)に近所の郵便局に赴き、帰省時に買った「クォリティ」の先月号に付属していた払込請求書で定期購読料を支払ってきました。一応、今月発売の号からとしてますが、今月号は発売日(毎月15日)に届かないんじゃないかと思ってます。色々手続きがありそうだし。
ともあれ、今住んでいる大阪では直接お店で買えない雑誌が手に入ることになりました。故郷の情報を「クォリティ」で存分に入手しようと思っていますhappy01

先月号の表紙↓。どんな雑誌であるかが多少は分かるかと思います。

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2017年10月 2日 (月)

マル暴甘糟

今月4日に刊行される今野敏の『マル暴甘糟』(実業之日本社文庫)。
文字通り、マル暴刑事の活躍を描く小説です。マル暴とあって、ヤクザも出てくるのですが、どうやらユーモア感のある作品のようです。
今野敏の小説はほとんどが本格的な刑事もの、格闘技ものなのですが、ごく稀に『マル暴甘糟』のような、コミカルな作品もあります。接着剤のセールスマンを描いた『膠着』がその典型でしたね。

この作品、実は作者の代表作である『任侠』シリーズのスピンオフにあたります。そのため、『任侠』シリーズの主要登場人物である阿岐本組の面々も登場します。
ちょうど今、同じく今野の代表作である『孤拳伝』の第2巻を読み進めています。こちらは本格的な格闘小説なので、ユーモア感は全くありません。これを読んだ後に、『マル暴甘糟』を読んだら、そのギャップに驚くことでしょうねsmile

うまくいけば、『マル暴甘糟』今月中に入手できそうです。いつも本を読んでるのは電車の中なので、車中で笑わないよう気をつけますhappy01

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2017年9月11日 (月)

ST プロフェッション 警視庁科学特捜班

今月13日に刊行される『ST プロフェッション 警視庁科学特捜班』(今野敏著/講談社文庫)。人気シリーズの最新刊です。
文字通り、警視庁の科学特捜班の活躍を描くミステリーですが、このシリーズの特徴と言えばとにかく個性的な特捜班の面々。彼らを統括する百合根警部は、いつも振り回されっぱなし。そんな中でもお互いに信頼関係があり、気が付けば事件を解決に導いている。おそらく新作もそのような展開になるでしょう。

このシリーズは実写化もされているのでご存知の方も多いと思われます。個人的に実写版の赤城役があまり好きになれなかった(というか、あの役者自体がそもそも好きじゃない)ので、原作の方に愛着を持っています。
今後、実写版が制作されるのかは不明ですが、できれば演者は総入れ替えしてほしいなー。なんか全員ミスマッチだったような気がしてしょうがないbleahもちろんあくまで個人の主観ですけど。

質の高い警察小説に定評のある今野ですが、警察ものだけで多くのシリーズが存在します。その手のジャンルが大好きな自分にとって、まさに理想の作家ですねー。
来月には別の警察ものの新刊も出るようなので、そちらも楽しみにしていますhappy01

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2017年8月31日 (木)

今年も杉原爽香に会えます

毎年9月に光文社文庫より刊行される赤川次郎の人気シリーズ『杉原爽香』の最新刊。当然のことながら、今年も刊行されます。タイトルは『牡丹色のウエストポーチ:杉原爽香〈44歳の春〉』となっています。
このシリーズの特徴と言えば、タイトルに色の名前と物語の鍵を握るアイテムが記されることと、主要登場人物が1年ごとに歳を重ねることです。シリーズ開始当時は15歳の中学生だった爽香ですが、今年で44歳となります。この間、とにかく事件に巻き込まれっぱなしです。ま、そうでないと物語が成り立たないのですがcoldsweats01
アマゾンの紹介にあらすじが書かれてないため、どのような展開になるのか不明ですが、間違いなく爽香の周囲で殺人事件が起きるんでしょうね。いつも事件に巻き込まれることにため息をつきながらも、解決に奔走する。それがこのシリーズの醍醐味です。
気になるのは爽香の夫である明男の動向。爽香という妻がありながら、とあるシングルマザーと交際しています。まだ爽香にそのことはバレてないようですが、いずれ気付かれるでしょう。それが修羅場となることは必然的ですね。
というより、赤川作品は「不倫」が描かれることが多いですねー。確かに物語としては面白くなる要素をはらんでますから、その要素を取り入れられるのは仕方ないですけど、それが多すぎるような気がしますsweat01
果たして最新作では明男はどのように動くのでしょうか…。

『牡丹色のウエストポーチ』の発売日は9月8日です。うまくいけばその翌日に購入できそうです。
ああ、早く読みたいものだーhappy01

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2017年8月14日 (月)

しばらく戦争物が続く西村京太郎新刊

先日、当ブログにて「最近の作家・西村京太郎の新刊は戦争物ばかり」と書きましたが、どうやらまだまだそれが続くようです。
その証拠に今月と来月に刊行される新刊のほとんどが戦争物です。

無人駅と殺人と戦争(8/3 徳間文庫)
十津川警部 八月十四日夜の殺人(8/5 実業之日本社文庫)
十五歳の戦争 陸軍幼年学校「最後の生徒」 (8/9 集英社新書)
十津川警部 七十年後の殺人(9/12 祥伝社文庫)

このうち、新書以外の文庫は、2015年にノベルス版で刊行された作品を文庫化したものです。
同年、西村は新たなシリーズとして戦争物の執筆を始めました。要は今月、来月にそれらが文庫化されるというわけです。
先日の記事で「本当に著者が書きたいものを書いてるのだろう」と予測を書きましたが、どうやらそれが当たっていたようです。
しばらくは著者の醍醐味であるトラベルミステリーを読めなくなりますが、まぁ仕方ないでしょうsmileやや敬遠したくなる戦争物とはいえ、好きな作家の作品ですから、読まないわけにいきません。

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2017年7月31日 (月)

戦争ものが多くなった西村京太郎の著書

来月に刊行される西村京太郎の著書『十津川警部 八月十四日夜の殺人』(実業之日本社文庫)。
西村作品お馴染みの十津川警部と彼の部下たちの活躍を描くトラベルミステリーですが、事件の鍵を握るのが戦争、つまり第二次世界大戦であることが特徴です。
アマゾンの商品説明でこのことを知りました。知って即座に思ったのが、「なんか最近の西村作品は戦争を取り上げることが多くなったなー」ということ。先月読んでいた『浜名湖 愛と歴史』(双葉文庫)も戦争が主題であったし、今年1月に刊行された『暗号名は「金沢」: 十津川警部「幻の歴史」に挑む』(新潮文庫)にいたっては戦時中の話ばかりで、主人公であるはずの十津川警部が序盤から中盤まで全く登場せず、終盤になってやっと登場する有様でした。

著者の西村は今年で87歳(1930年生まれ)。もはや数少ない戦争経験者です。戦争の話を取り上げるのはそのような事情からでしょうか。
決して悪くはないんですけど、以前のような面白さが失われつつあるのではないかと思います。まぁ、もう87歳ですから売れるものより自分が本当に書きたいものを書いているのかもしれません。

ちなみに来月新書として刊行される新作『十五歳の戦争 陸軍幼年学校「最後の生徒」』(集英社新書)も、やはり「戦争もの」です。ただし、こちらはノンフィクションなので、小説とは趣旨が違います。
もしかしたら、ここで最近の「戦争もの」ばかり書いている理由が明かされたりして…。

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2017年7月 8日 (土)

『ゴルゴ13』小説版の最終巻

今月6日に発売されたばかりの『おろしや間諜伝説』(船戸与一著/小学館文庫)。
劇画『ゴルゴ13』の小説版であり、これが最終巻となります。第一巻の『落日の死影』、第二巻の『鬼畜の宴』、いずれも面白いハードボイルド小説であったため、最終巻も同様でしょう。
近日中に文庫本を購入し、読み進める予定です。

『ゴルゴ』が人気作であることから、各種メディアに展開されていますが、意外にも小説版は船戸が著した3作だけとなっています。そして、それらが全て文庫化されたことは有難いですね。
どうせなら他のハードボイルド作家も『ゴルゴ』の小説を手がけてほしいものです。北方謙三、大沢在昌、今野敏あたりが書いてくれたら、とても面白いものになると思うのですが。

そういえば、数年前に『ゴルゴ』がアメリカで実写映画化されるという話を聞きました。それ以降、情報が全く入ってこないので、頓挫してしまったのでしょうか。
作品の性質上、実写化はかなり難しいと思いますので、頓挫したとしても仕方ないかも?

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2017年6月22日 (木)

残り2作となった『隅田川御用帳』シリーズ

今月刊行されたばかりの『日の名残り: 隅田川御用帳(十四) 』(藤原緋沙子著/光文社時代小説文庫)。藤原の代表作『隅田川御用帳』シリーズの14作目です。
こちらのシリーズは2002年に廣済堂文庫より刊行開始、13年に完結しました(全16作)。昨年6月から光文社文庫より毎月再刊されており、今月の時点で14作目までが再刊されています。つまり、あと2作で再刊が完了するということになります。
もっともこれで終わりではなく、再刊完了後には最新作が書き下ろし刊行される予定とのこと(今年9月に刊行されるらしい)。これが実現すれば、まだまだシリーズは終わらないことになります。

藤原の人気シリーズは多数ありますが、このシリーズがもっとも世に認知されていると思われます。
今後も続くことによって、新たなファンが増えてほしいものですねー。とても面白い時代小説ですからhappy01

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