音楽

2017年9月23日 (土)

CD鑑賞記 GREATEST HITS 20/柳ジョージ&レイニー・ウッド

音楽のジャンルの一つであるR&B。1970年代半ばまでは、日本の音楽ファンの間において「R&B=洋楽」という図式がほぼ定まっておりました。
それを覆したのがロックバンド、柳ジョージ&レイニー・ウッドです。77年にデビューし、81年に解散するまでわずか5年の活動期間でしたが、日本の音楽界に遺した功績は非常に大きいものでした。日本語におけるR&Bを普及させたのは間違いなく彼らでしょう。
今回紹介する『GREATEST HITS 20』は彼らが最初に在籍したレコード会社、徳間音楽工業(現・徳間ジャパン)時代の音源から20曲を厳選した収録した2枚組ベストアルバムです。
もともと80年にLPレコードで発売されたベストアルバム『軌跡』をCD化したものです。CD化にあたり、ジャケット写真が一新されたほか、タイトルも改題されています。最初のCD化は85年で、10年後の95年に再発売されています。おそらく、数多く発売されているレイニー・ウッドのベストアルバムでは唯一再発売されたものではないかと思われます。
最大のヒット曲である「雨に泣いてる」をはじめとする、「酔って候」、「微笑の法則」、「"祭ばやしがきこえる"のテーマ」、「同じ時代に」などのシングル曲は完て収録されています。他にも、「FENCEの向こうのアメリカ」、「プリズナー」、「クロス・アイド・ウーマン」、「本牧綺談」などの人気の高いアルバム曲も収録されており、徳間時代の名曲はほぼこのアルバムで聴けると言っていいでしょう。

あえていうならカバー曲も数曲収録してほしかったなー。
徳間時代の唯一のライブアルバムである『ROAD SHOW』には、多くのカバー曲が収録されているので、そちらから数曲入れてくれれば、もっと質の高いベストアルバムになっていたと思います。知っている限り『ROAD SHOW』の音源が収録されているベストアルバムは1枚しかないので、そもそも対象外となっているのでしょうね。これが惜しいところです。

80年代半ば以降に発売されたベストアルバムの大半が廃盤となっているのに対し、本作は現在も入手可能となっています。
とはいえ、いつ廃盤になってもおかしくないので、興味のある方は即座にご購入下さい!

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2017年9月12日 (火)

「東京ナイト・クラブ」カバー集

1959年にフランク永井と松尾和子が歌い、大ヒットした「東京ナイト・クラブ」。
発表から60年近くが経った現在も歌い継がれている、男女デュエットの名曲です。

名曲なので、多くのアーティストがこの歌をカバーしています。動画を探してみると、非常に多くの動画がヒットしました。
以下、それらの一部です。

石原裕次郎・八代亜紀版


藤田まこと・八代亜紀版

鳥羽一郎・林あさ美版

山川豊・藤あや子版

山本譲二・大月みやこ版


どのバージョンも、それぞれのアーティスト独自の味わいがありますねー。
ただ、やはりオリジナル版が一番かなと思います。何と言っても本家ですからね。

オリジナル版:



上記の動画では、作曲者の吉田正も、ちらっとですが映っています。歌う二人を優しく見守っているのが印象的です。

一度だけこの歌をラウンジで歌ったことがあります。
デュエットしていただいたのはそのお店のママでしたが、あれは感動しましたね。残念ながら音痴なので、この歌の良さを全く周囲に伝えられませんでしたがcoldsweats01

半年前にフランク永井のCDを買って、初めて「東京ナイト・クラブ」を聴きましたが、本当に名曲だなと思います。その証明が上記の動画群ですね。

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2017年8月26日 (土)

ショーケン、幻のオリジナルアルバムが再発売

今年9月にワーナーミュージック・ジャパンより発売される3枚のアルバム『惚れた』、『Straight Light』、『Shining With You』。いずれもショーケンこと萩原健一のオリジナルアルバムであり、最新リマスタリングを施された上での再発売となります。
このうち『惚れた』と『Straight Light』は過去にも再発売されていますが、『Shining With You』は今回が初めての再発売となります。1988年の本発売後、一度も再発売されていないため、こちらの再発売を喜んでいるファンは多いと思われます。
更には現時点でショーケンが発売した最後のオリジナルアルバムでもあります。アルバム自体はこれ以降も発売しているけれど、それはセルフカバーアルバムであり、正真正銘のオリジナルアルバムは『Shining~』が最後となっています。

今回の再発売により、ショーケンのオリジナルアルバムならびにライブアルバムはほぼ全てがCDとして入手できるようになりました。これを機に再評価されてほしいものですねー。
ちなみに私は3枚とも聴いたことがありますが、全て媒体はカセットテープでした。この機会にCDで買い直そうかと思い始めています。

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2017年8月21日 (月)

歌手・松山千春の神対応

こんなニュースを発見しました。

松山千春 出発遅れで申し出 機内で「大空と大地の中で」歌唱
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2017/08/21/kiji/20170821s00041000223000c.html

これぞ「神対応」でしょうね。
出発が遅れてイライラしている乗客をリラックスさせただけでなく、満足もさせたのですから。
乗り合わせたお客はとても幸運でしたね。なにしろ千春の歌声を生で聴くのは至難の業です。コンサートは常にチケットが売り切れてるし、歌番組の公開収録なども抽選で当たらない限り行けないし…。
本当に幸運だったと思いますね。

ああ、その場に居合わせたかったなー。いつかどこかで会える日を夢見て、この記事を書かせていただきました。

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2017年8月 1日 (火)

CD鑑賞記 JUNGLE JANE/高中正義

1986年7月に発売された高中正義のアルバム『JUNGLE JANE』。
ジャングルというタイトルからしてまさに夏向きのサウンド。ラテンやサンバを積極的に取り入れ、爽快感を全面的に押し出しています。
その象徴と言えるのが先行シングルとして発売された「SHAKE IT」。シーラ・Eのパーカッションを大々的にフィーチャーしています。この曲は現在に至るまで高中の代表曲として認知されており、コンサートでも演奏される機会が多いです。
他、後にシングルカットされる「WARM SUMMER WOMAN」、やはりパーカッションをフィーチャーしている「EXOTICA」、「BAY STREET FIX」、タイトル曲の「JUNGLE JANE」など、とにかくホットな楽曲が多く、聴く者を飽きさせない構成となっています。

同年12月には本作をひっさげて行われたコンサートの模様を収録したライブアルバムが発売されています(後にライブビデオも発売)。こう考えると、当時の高中はかなり勢いがあったことが伺えます。
前年(85年)にレコード会社を移籍し、移籍前と音楽性が変化した(フュージョン→ダンスミュージック)にも関わらず、ファンの支持は変わりませんでした。それどころか、更にファン層が拡大したのでしょう。

本作は86年の本発売後、計4回再発売されています。2017年現在で入手できるのは、13年に発売したSHM-CD版です。
気が付けば、高中の音楽活動歴は45年を超えました。これもファンからの支持が高い証明ですね。
このままずっと愛される存在でいてください!

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2017年7月16日 (日)

柳ジョージのソロアルバム12枚一挙復刻

2011年に亡くなった歌手・柳ジョージさん。
亡くなってから生前に発売し、廃盤となっていた作品が次々に復刻されております。今年9月13日には、1982年から93年までに発売したアルバム全12作が復刻されることがわかりました。
柳さんはかつてバンド「柳ジョージ&レイニー・ウッド」として活動していました。レイニー・ウッドは81年に解散します。翌82年より柳さんはソロとして活動を始めます。つまり今回復刻される12作は全てソロ転向後のアルバムとなります。

レイニー・ウッド時代のアルバムは過去に何度も復刻されていますが、ソロ転向後のアルバムはまず復刻の機会がありませんでした。よって、本格的にソロアルバムが復刻されるのは今回が初ということになります。
復刻にあたり、当時アルバムに収録されなかったシングル曲ならびにカップリング曲がボーナス・トラックとして収録されています。復刻だけでも嬉しいことですが、"おまけ"がついていることがまたファンを喜ばせるでしょうね。
また、一枚の価格が1500円(+税)であることも魅力的でしょう。安価で買えるわけですから。

復刻されるアルバムの詳細は↓をご覧ください。
http://wmg.jp/artist/yanagi-george/discography.html

今回の復刻に伴い、80年代および90年代前半までの柳さんの軌跡を容易に辿ることができるようになりました。
あとは90年代半ば以降のアルバムも復刻してほしいですね。そうなれば、完全復刻ということになりますからhappy01

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2017年7月 1日 (土)

DVD鑑賞記 SUBWAY EXPRESS LIVE IN BUDOKAN/矢沢永吉

1999年6月に発売された矢沢永吉のライブビデオ『SUBWAY EXPRESS LIVE IN BUDOKAN』。98年12月10日に日本武道館で行われたライブを収録しています。
98年に発売したアルバム『サブウェイ特急』(70年代に発表した自身の楽曲をセルフカバーしたもの)をひっさげてのコンサートで、披露された楽曲も70年代、80年代の曲が中心となっています。
矢沢にとって聖地とも言える武道館では、毎回エネルギッシュでロックスピリッツあふれるステージで観客を魅了していますが、このライブにおいても同様でした。オープニングの「夜間飛行」からエンジン全開、ファンの「永ちゃんコール」がそれを後押しします。
バックバンドはアルバム『サブウェイ特急』にも参加したイギリス人ミュージシャンたち。彼らの熱演もライブの見所の一つですね。
見所はなんといっても矢沢の歌声とパフォーマンスでしょうが、熱いMCもその一つです。ステージにおける意気込みを熱く語る様は、ファンの心も熱くさせてくれるでしょう。

本作にはクロージングテーマを含む全23曲が収められています。そのほとんどが自分の好きな曲です。だからこそ、このライブビデオを買ったと言えます。
ただ、発売から購入まで17年も経ってますがcoldsweats01

本作も以前から当ブログに書いている「"進化版”DVDキャンペーン 2017」の商品の一つです。
このキャンペーンは昨日に終わりました。終了ギリギリに何とか購入できました。
結果的にキャンペーンの商品は4作購入できました。できることなら、またやってほしいですねー。

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2017年6月17日 (土)

DVD鑑賞記 THE FILMS VIDEO CLIPS 1982-2001 /矢沢永吉

先日、紹介した長渕剛のDVDと同時に購入したDVDが1枚あります。今回はその紹介記事です。
購入したのは『THE FILMS VIDEO CLIPS 1982-2001』。文字通り、歌手の矢沢永吉のビデオクリップ集で、82年の「WITHOUT YOU」から、当時の最新曲「背中ごしのI LOVE YOU」(01年)までの全32本のビデオクリップが収録されています。
このうち24本は、過去に発売されたビデオクリップ集に収録されているため、DVDを買う以前に観たことがありました。しかし、そのほとんどが好きな曲であるため、何回観ても飽きないですね。
残りの8本は本作にて初めて観ましたが、どれもカッコいいものばかり。より円熟味を増した音楽性とボーカルが最高です。
特に好んで観ているのは「東京ナイト」、「止まらないHa~Ha」、「共犯者」、「FLESH AND BLOOD」、「I LOVE YOU,OK」など。どれも矢沢の代表曲です。ライブでもよく演奏される定番中の定番ですね。

本作は2002年に発売されました。発売当時、テレビ番組で紹介されているのを観た記憶があります。
ずっと記憶にありましたが、購入する気はありませんでした。が、今年3月から開催されている「"進化版”DVDキャンペーン 2017」にて、廉価版として再発売されているのを知って、「今のうちに買っておこう」と思い、購入したのです。このキャンペーンがなければ今も未購入でしたでしょうねcoldsweats01

前回の長渕のDVD紹介の時にも書きましたが、このキャンペーンは今月末で終了です。すでにネット通販では、取り扱いが終了となっているDVDもあるようです。
実はもう1枚、できれば買っておきたいと思っているDVDがあります。早く買っておかないと…。

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2017年6月 9日 (金)

DVD鑑賞記 カラス '90-'91 JEEP ツアー/長渕剛

先日、当ブログにて「近日中に購入します」と書いていた長渕剛のDVD『カラス '90-'91 JEEP ツアー』をようやく購入しました。
もともとビデオカセットとして所持していましたが、今回の再発売を機にDVDで購入し直しました。
当然のことながら、収録されているのは観たことのある映像です。とはいえ、観るたびに胸が熱くなりますね。もっとも長渕が勢いのあった頃のライブですから、本人も観客もエネルギッシュ。バンドメンバーとの息もぴったりで、一番脂が乗っていた時期であるのは間違いないでしょう。
収録されている曲は全11曲。タイトルにもなっている当時の最新アルバム『JEEP』の収録曲が中心ですが、デビュー曲の「巡恋歌」や名バラード「STAY DREAM」、そして長渕最大のヒット曲「とんぼ」なども収録されています。とりわけ冒頭に収録されている撮りおろしのビデオクリップ「いつかの少年」は相当貴重な映像と言えそうです。

このDVDを観た翌日は、DVDの映像がずっと頭の中をリフレインしていました。それだけ熱い思いで観ていたんですね。

本DVDは「"進化版”DVDキャンペーン 2017」の一環として再発売されました。
気付けば、このキャンペーンはあと3週間で終わります。今、DVDの購入を検討されている方は、早いうちに購入することをおすすめします。

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2017年6月 2日 (金)

CD鑑賞記 TRUE BLUE/沢田研二

1988年に発売されたジュリーこと沢田研二のアルバム『TRUE BLUE』。
86年に結成されたバンド、ココロを率いてのアルバム第三作目であり、本作をもってココロは解散しました。
全8曲と少ない収録曲ながらも、様々なジャンルの曲調が合わさっており、バラエティに富んでいると言えます。例を挙げればトップを飾るタイトル曲の「TRUE BLUE」はフォークソング、4曲目の「EDEN」はボサノバを取り入れています。ただ、サウンドはそれまでのココロの作品同様、静かな曲調となっています。
また、本作のタイトル曲「TRUE BLUE」にて、ジュリーにとって初めてとなるプロモーションビデオが制作されました。それが↓です。

前述したように本作がココロ最後のアルバムとなりました。
当ブログに何度も書いているように、ココロ時代のジュリーはダークなAORサウンドを全面に押し出していました。よって、この路線におけるアルバムはこれが最後となったのです。
当時はファンに受け入れられなかったこの路線ですが、近年では再評価されているとも言われています。

本作は88年の本発売後、96年にジュリーのデビュー30周年を記念して再発売されています。その後、長らく廃盤となっていましたが、2015年にSHM-CDとして二度目の再発売となり、現在も購入可能です。
私は15年の再発売時に購入しました。ココロ時代のアルバムでは、失礼ながらもっとも知名度が低いと思われたので、正直内容に期待していませんでしたが、いい意味で覆されました。前述したようにバラエティに富んでいたので、楽しめましたねhappy01

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